“うつ”で“ゲイ”なysyの【備忘録】

“うつ”で“ゲイ”なysyの【備忘録】

大阪に住む『ゲイ』で『うつ』いろいろマイノリティーな男(35歳)の備忘録

彼氏のカミングアウト  (ysy#85)

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はじめに

コンにちは!

4コママンガに飽き足らず、超短編マンガにまで手を出し始めた、よしやです。

 

去年の話になりますが、僕の彼氏であるピッピが、自身のお母さんにカミングアウトをしました。

 

彼はバイセクシャルで女性とも男性ともお付き合いしていたことがあります。

去年の年末ごろちょっといろいろあって…

1ヶ月ほどお別れしていた期間もありましたが…

ysy91878124.hatenablog.com

 

僕と最初に付き合い始めて、もう4年目になります。

カミングアウトは慎重に

 そんなピッピが彼の母親にカミングアウトしたのは、1年ほど前の話でした。

 

漫画1

マンガ2

ピッピは、妹がいるのですが、このときすでにカミングアウトしていました。

妹は、割とすんなり男性と付き合っていることを受け入れてくれたようです。

 

僕の偏見かもしれませんし一概には言えませんが、カミングアウトして若い世代の人は比較的受け入れてくれやすいイメージがあります。

 

また何故かわかりませんが、周りを見ていて男性より女性の方は、受け入れてくれる人が多いような気もします。(もちろん例外も多々存在するとは思います。)

 

母親にカミングアウトしようと思う

…と聞いたとき、僕は反対こそしませんでしたが…

慎重に考えた方が良いのでは?

と伝えました。

 

一定の年齢層より上の人は特に…

男で男と付き合うってことは、どちらかが女役で女装したりしているんでしょ?

と、 性的指向性自認をごっちゃにしていることもあったりするからです。

 

性的指向=人の恋愛・性愛がどういう対象に向かうのかを示す概念を言います。 具体的には,恋愛・性愛の対象が異性に向かう異性愛,同性に向かう同性愛,男女両方に向かう両性愛バイセクシュアル)を指します。

性自認=「自身の性をどのように認識しているか」という自己意識の概念です。 性自認と身体的性(身体構造上の性)は関係がありません。

 

ただ、ごっちゃにイメージしているだけなら良いのですが、プラスして様々な偏見を持って見られてしまうこともあります。

 

たとえば、同性愛者=性的に奔放というイメージであったり、同性愛者=AIDS=うつるかも知れないという、同性愛者に対しても、HIVについても歪んだ恐怖に満ちたイメージを持っている場合もあります。

 

実際に僕が経験したカミングアウトにまつわる経験ですが、僕がなかなか複雑な10代を過ごしていたころのこと。

そのころ良くしてくださっていた、年配の女性にカミングアウトをしたことがあったのですが、見事に関係性は破綻しました。

 

ysy91878124.hatenablog.com

 

そのことをきっかけに当時は、

カミングアウトなんてしなければ良かったんじゃないか?

と後あと後悔することもありましたし、同性愛者である自分に対し、深く自己嫌悪したこともありました。自暴自棄にもなりました。

 

ただ今では、それはそれで良い経験になったかな?と思っています。

恐らく彼女は性格的に、一度感じたホモフォビア(=同性愛者に対する嫌悪感や恐怖感)が払拭する日は来ないだろうからです。

 

僕が仮に同性愛者でなくとも、そういう彼女とはいつかきっと、ひともんちゃくあっただろうなと思います。

 僕は家族にカミングアウトしません

 僕は家族にカミングアウトをしていません。

 

なぜなら…

僕の恋愛観、人生観を知ってほしい!

と、思える家族がいないからです。

 

もしいたら、僕もピッピと同じくカミングアウトを考えたかもしれません。

 

僕は一人っ子で祖父母もすでに他界しています。

なので、父と母が僕の家族になりますが、僕が小学生のころ家族は解散(?)

それぞれ別々に住んでいます。

 

なので、他の一般的な家族より関係性が希薄だと思います。

 

母は統合失調症(かつての精神分裂病という病を患っており、今後一生者社会復帰は難しいほど、重い障害を持っています。

 

父はきっと根は悪い人ではないのですが、商才はあるのに金遣いが荒く、良く言えばマイペース、悪く言えば超自己中な人で、自分のペースを乱されるのが大嫌い。

 

そんな両親も、もう70歳を超えました。

 

さすがに年齢だけでなく、そんなキャラクターのふたりですから、今さら同性愛を理解するのは難しいでしょう…。

 

多分、両親がこの世を去るまでずっと…

僕は同性愛者であることを彼らに伝えることを考えることすらしないと思います。

 

そしてそれが悪いこととも思っていません。

彼らと僕は他の家族と異なり、かなり特殊な距離感です。

 

それに、もし彼らと今後、腹を割って理解し合わなければならない日が来たとして、同性愛者である僕が僕のすべてではないからです。

 

介護職に就く自分、ずぼらな自分、笑い上戸な自分…等など。

誰しもそうなように様々な自分で僕は形成されています。

 

だから特段、同性愛者である自分を急に持ち出して、それを理解してもらおうとは思わないです。

 

結局、彼氏のカミングアウトはどうなったのか?

結局彼氏のカミングアウトは成功に終わったのか否か?

僕自身も気になるところではあります。

 

彼氏のお母さんが、カミングアウトしてからお見合い写真を度々持ってくるようになったのは、事実なのです。

今のところ同性愛などのセクシュアルマイノリティについて、理解しようとかそんな感じではないようですが…。

 

きっと一瞬で理解しろと言っても無理な話。

彼女が数十年掛けて積み上げてきた「常識」の範疇に「同性愛」は存在しないワードなんでしょうね。

 

カミングアウトしてすぐに理解してくれた親を持つ人の話をほとんど聞いたことがありませんし、理解には時間が掛かるんでしょうね。

 

数か月先か数年先か分かりませんが理解して受け入れてくれた瞬間、初めて彼氏のカミングアウトは成功!ということになるのでしょう。

 

こればかりは気長に待つしかなさそうですね…。

 

でも、積極的にお見合い写真を持ってきたなんて話は、自分の周りでも聞いたことがありません 笑。

 

積極的で僕なんかの何倍も頭の良いお母さんですから…

いつか理解してくれるものと信じています。

最後に

とにかく先ほども言ったように、気長に待ちたいと思います。

カミングアウトには、「理解してほしい気持ち」のほかに「気長さ」も必要なのかもしれません。

 

いつか友好的なかたちで彼氏のご家族と顔を合わせることができたらなぁと思います。

 

少し長くなりましたが、今日はこんな感じで。

 

あ、今までに書いたカミングアウトに関する別の記事のリンクも貼っておきます。

気になる方はぜひご覧ください。

ysy91878124.hatenablog.com

ysy91878124.hatenablog.com

ysy91878124.hatenablog.com

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

それでは!!

 

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吸血鬼に噛まれると同性愛者に…!?映画『バイバイ、ヴァンプ!』  (ysy#84)

はじめに

コンにちは!今日も楽しい映画が観たい!!
どうも、よしやです。

 

昨日はゲイが登場する映画で、最近僕が心動かされた作品『his』について書きました。

ysy91878124.hatenablog.com

今回は、最近公開されたゲイが登場する映画の中で、良くない形で注目を集めている作品について書きたいと思います。

タイムラインを埋め尽くす#バイバイヴァンプ

『his』の公開から少し経つと、今度は『バイバイ、ヴァンプ!』という映画作品が僕のTwitterのタイムラインを埋め尽くしました。

 

そんなに酷い映画なのか?

 気になって予告を見てみました。
(同性愛者を侮蔑していると感じられるシーンがありますので、閲覧にはご注意ください。)

 

僕は実際の映画を観ていませんが、予告を見る限りだと…

 

ある日町に吸血鬼が現れて、その吸血鬼に噛まれると同性愛者になってしまい、性的に奔放になり所構わず性的な行為を行うようになってしまう…という内容のように思われます

実際に観た人の感想

 僕はアイドルには疎いので、あまり詳しくありませんが、この映画にはアイドルグループが出演しているようで、実際の映画を観た異性愛と思われるヲタクの方が、ブログにこんな記事を書いています。

 

yoco.hatenablog.com

ちなみに、記事の中にはこんな内容が…

実際の映画を見てみると「快楽に弱く、ところ構わず性的な接触を求めだす」とか「相手は誰でも良い」とか「同性間の友情が成立しなくなる」とか、同性愛に対するありとあらゆる誤解を濃縮したような特性が同時に付与される描き方になっていました。


この描写からは「同性愛者は、同性であれば相手は誰でも良くてセックスのことばかり考えている」等という製作側のひどい思い込み、または差別意識を感じざるを得ないし、それは現実で今まさに当事者の方を取り巻く偏見でもあります。
ほかにも、恋愛対象が同性であることと異性装を好むことが同一視されていたり、同性愛者は本当の愛を知らないと受け取れるようなセリフがあったり、意識的だとしても無意識だとしてもあまりにも不勉強で映画のテーマに対して不誠実だと感じるシーンが多かったです。そして、この映画がコメディである、笑って良いものであるというパッケージに包んで公開されていることに、強い嫌悪感と危機感を感じました。

yocoshicaのブログ - バイバイ、ヴァンプ!観たよ、オタクの感想 より

 

同性愛者ではない、異性愛者の人までもがここまで察してくれる時代になったんだなぁ

と、この記事を読んで少し嬉しかったです。

 

制作側は「この作品に差別の意図はない」との旨、繰り返し仰ってます。


しかし、“吸血鬼に噛まれたら同性愛者になる!”という設定を仮に、同性愛者ではなく別の少数の属性に置き換えたらどうでしょうか?

あまり具体的には書きたくないですが…
やっぱりどう考えても、そもそもの設定が差別的ですね。

 

異性愛者の方までが嫌悪感を覚える可能性のある作品が、公開されたことは、とても悲しいことです。
きっとこの作品にはたくさんの大人が関わったはずなのに、誰かを傷つけてしまうかもしれない…ということに気付けなかったのも、とても残念です。

公開停止を求める高校生

 この映画を実際に観た、Xジェンダーの高校生が、ネット上で『バイバイ、ヴァンプ』の公開停止を求めて署名活動を始め、SNSなどで現在拡散され現在1万人以上の署名が集まっています。

www.change.org

 私は高校2年生です。当事者して生活する中、学校だけでなく様々な場所で差別や蔑視を受けた経験があります。差別の根底には、同性愛に対する間違った認識や、潜在意識が隠れていると思い、日々、この差別を無くすことは難しいと痛感しています。しかし、そんな中でも、近年日本を含め世界中で多様な性を認めようというムーブメントが起きている中、このような事態が起こっていることを非常に悲しく思います。

change.org - #nolgbtqphobia 同性愛蔑視表現を含む「バイバイ、ヴァンプ」の公開停止を求めます。 より

 この高校生は、匿名ではなく本名と顔をメディアに出して署名を集めています。

そして『バイバイ、ヴァンプ!』は大人たちが若い世代をターゲットにつくった作品です。

大人たちの作った作品がこんな形で若い世代に届いてしまうなんて…。
皮肉としか言いようがありません。

その他、この問題に関する記事のまとめ

www.huffingtonpost.jp

abema.tv

news.yahoo.co.jp

最後に

今回この映画がこのような形で注目を集めたことで、少数派の属性を持つ人たちの描かれ方やメディアなどでの取り上げられ方について、適切に配慮がされ、少しでも差別的な感覚や偏見が拡散されることが少なくなればなぁと思います。

 

何だか堅い感じの最後になりましたが…笑
今回はこんな感じで!

 

またできるだけ近いうちに更新したいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

 

それでは!!

 

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LGBTブームと映画『his』  (ysy#83)

はじめに

コンにちは!おもしろい映画が観たい!!

どうも、よしやです。

 

去年2019年は、稀に見るLGBTブーム到来で、ゲイにまつわるテレビドラマや映画などがたくさん公開されましたね。

代表的なドラマだと、やっぱりおっさんずラブきのう何食べた?でしょうか。

 

両方とも「主人公がゲイ」という共通点はありますが、ジャンルも雰囲気も異なるドラマ。

それぞれ興味深く楽しませてもらいました。

LGBTブーム

おっさんずラブ』の独特の世界観

おっさんずラブ

おっさんずラブはあえてジャンルを振り分けるとしたら、コメディになるのでしょうか?

主人公の春田が働く不動産会社の営業部を舞台に、そこで働く部長の黒澤と春田の後輩の牧との男性ばかりの三角関係を描いています。

 

男性ばかりのオフィスラブという、民放のドラマでは異色の設定で、なかなか実生活に置き換えて考えるには無理のある内容でしたが、どういうわけか割とすんなりと見れてしまいました。

 

取り巻きの脇役キャラたちも偏見なく彼らを受け入れ、まるで男性同士の恋愛が当たり前の社会かのような世界感。

 

未来の日本を見ているようで斬新だなぁと感じました。

きのう何食べた?』の妙にリアルな生活感

きのう何食べた?

一方きのう何食べた?は、普段ゲイとして生きている人の感情をうまい具合に映し出しているなぁと感じました。

 

もともと女性向けコミックが原作のこのドラマですが、料理上手で節約家のシロさんと、ちょっとずぼらなケンジのふたりの同棲生活を描いています。

 

シロさんは、実家の両親にカミングアウトをしています。

そんな両親はふたりのことを一生懸命理解しようとしますが、どこか見当はずれ。

そんな感じがとってもリアル。

ゲイを取り巻く2019年日本のリアルを描いているように感じました。

 

シロさんは老後のためにと、自炊をし食費を切り詰めて節約に努めますが、ケンジの浪費癖が原因で小競り合いが始まったりするシーンなどを見ると、妙な生活感を感じてしまいます。

 

まるで僕たちとは違う別のゲイカップルの生活をのぞき見するような感覚で、毎週楽しみに見ていました。

映画『his』を観ました

映画『his』

観ようと思ったキッカケ

 映画やドラマでゲイが取り上げられるようになった2019年も終わり、年が変わって2020年。

 

1月下旬ごろから僕のTwitterのタイムラインをにぎわせていたこの作品。

一体どんな作品か気になって、思わずYoutubeで予告を見てしまいました。

 主人公の迅が、同棲していた恋人 渚に別れを告げられてから数年後。

都会暮らしを捨て、田舎で生活をしていた迅のもとに、結婚してできた娘を連れて現れた渚。

渚は妻と親権を争って離婚調停中。

妻は勝手に連れて行かれたことに腹を立て、娘を取り返しに迅と渚のもとに現れるが…

 

といった感じのお話しです。

 

僕がこの予告を見て思い出したのは『チョコレートドーナツ』というアメリカの映画です。

bitters.co.jp

『チョコレートドーナツ』では、主人公のゲイカップルが、虐待を受けひどい環境下で育てられていた少年を引き取り、育てようとするが訴えられて裁判となり…

といった内容で、予告を見る限り少し内容が被っているように感じました。

 

これを言うと「えぇ~」というゲイの方もいるかもしれませんが、僕は『チョコレートドーナツ』という映画がどうも好きになれないのです…。

 

あまり言うとネタバレになってしまうので、控えますが…

 

すごく完成度の高い作品だとは思うのですが、結末が個人的にどうしても受け入れられないのです…。

 

なので、『his』の予告を見た際、『チョコレートドーナツ』がフラッシュバックしてきて、なんとなく見る気にはなれませんでした。

 

それでも僕のTwitterのタイムライン上を流れる、『his』絶賛のツイート。

 

これは劇場上映しているうちに一見の価値がある作品なのかもしれない。

そう思い、休みの日に重い腰を上げ大阪・ミナミの劇場まで足を伸ばしました。

観終わっての感想

 

あまり詳しく書き過ぎてしまうとネタバレになってしまいますので、感想は控えめに…。

 

まず結論から言って、劇場に足を運んで損はなかったなぁと思いました。

 

同性愛者を描いた映画って、必要以上にしんみりしているというか、深刻すぎて実際の自分や自分の周りの人たちとの温度差を感じてしまうものが多いです。

 

「偏見」「差別」などのテーマを描くため、そうなってしまうのでしょうが、同性愛者だからって、そこまで暗く、息を潜めて生活しているわけではありません。

 

『his』に登場する迅と渚はその辺の温度感が、リアルに描けていたように思います。

 

ゲイで幸せに生きている人もいるけど、こんなときしんどいよね?

という内容も全体的に散りばめられていて、共感してしまいました。

 

だからと言って、同性愛者の困りごとを中心に物語が描かれているわけではなく、普遍的な「家族」というテーマもきちんと描けていたように思います。

 

あと、これはケチをつけるわけではないのですが、渚には彼の自分勝手さに、かなりイライラさせられましたw

 

すごく自己中なのですが、本人に悪気はなく、そのことが迅をどれだけ傷つけているか?なかなか自覚してくれません。

 

悪意のない分タチが悪いというか、何というか…

でも渚のその無邪気なところに迅は惚れたんでしょうね。

 

…と、同性愛とか関係なく、ひとつの恋愛映画としても楽しめる作品です。

もし気になったら是非劇場まで足を伸ばしてみてください。

最後に

 

今回は映画『his』を中心に、同性愛をテーマに含んだ作品で僕が楽しめたものや心動かされたものについて書かせていただきました。

 

次回は、残念な形でSNS上で話題になっている映画作品について書いていきたいと思います。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

 

それでは、また!

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年末に彼氏と別れた件 (ysy#82)

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はじめに

コンにちは!
最近数ヶ月ぶりにブログと4コママンガを再開し始めたよしやです。

 

休みの日にぼちぼちと更新していけたらと思っています。
乱筆乱文のブログではございますが、どうぞお付き合いください。

 

 さて、このブログをご覧の方の多くは、僕がゲイで数年付き合っている彼氏がいることはご存じかと思いますが、そんな彼と僕は去年の年末お別れをしました。

 

そのときのことをブログに書いてほしい!

…というリクエストをいただいたので、今回はそのことを書きたいと思います。

 

僕ひとりのことでもないし、お相手の方のいることですので…

いやいや、無茶ぶり過ぎんだろ!?

…と、一旦はお断りしたのですが 笑

 

僕の気持ちとか漠然とした思いとかなら書けるかな?と思いましたので、ぼちぼちと書いていきたいと思います。

去年の年末の話

去年の年末は、寂しいことに一人で過ごしました。

 

例年、彼氏であるピッピ氏は、地元に戻って家族と過ごします。

僕は諸事情により実家というものがないので、おうちで一人ぼっちです。

 

ところが、この年末はそんな事情に関わらず、ピッピとは過ごせないワケがありました。

 

去年12月半ばに僕たちはお別れしていたからです。

 

僕一人のことならば、なんでも赤裸々に書けるのですが、ピッピも関わる内容なので、あまり細かいことは書けません。

 

ただ強いて言えることがあるとするのなら、別れた理由の根底には、ある種のマンネリと様々なことに対する価値観の違い…というものがあったように思います。

マンネリと価値観の違い

付き合って3年が過ぎ、4年目突入した頃ぐらいからでしょうか?

正直だんだんお互いが、ふたりの関係を大切に思えず、当たり前のものとして見るようになったような気がします。
いわゆる、マンネリってやつでしょうか。

機嫌悪いの?

例えば僕は普通の感情でいるつもりでいるのですが…

なんか機嫌悪くない?

と、ピッピに言われることが増えました。


そして、その後の僕とピッピの間に生まれる気まずい空気に耐えきれず、せっかくのデートの途中、僕が自宅に帰ってしまう…なんてこともありました。

 

本当に僕自身、機嫌が悪いつもりもないのですが…
仕事で疲れてたりとかで、無意識に彼に対する当たりが強くなってた…ということはあったかもしれないです…

反省…

価値観の違い

これは付き合い始めから分かっていたことですが、僕とピッピは凸と凹。

 

好きな映画から、音楽、生活習慣に至るまで、ちぐはぐでなかなか噛み合いません。

 

僕が何となく、この音楽苦手だな…
と、思った音楽は大体ピッピが好きだったり…

ピッピが苦手だなぁと思うテレビ番組を僕は好んで見ていたりします。

 

お互いNetflixを利用しているのですが、一緒に映画を見ようとしても、なかなか作品が決まりません。

Netflix_4コマまんが

僕が見たい作品を彼は見たくないし、彼が見たい作品を僕は見たくないという…


たまにどちらかが折れることがほとんどです。

 

珍しく意見が合って見た作品の中で、お互いが「おもしろい!」と感じた作品は、恐らく幅広い層にウケる作品なんだろうなぁと思います。

 

余談ですが、以前そんなふたりがおもしろいと感じた作品をまとめた、こんな記事を書いたことがあります。

ysy91878124.hatenablog.com

もしご興味がありそうなら、ぜひ見てやってください^^

 

好みの違いは、まだ乗り越えようがありますが、生活習慣の違いとなると、少々厄介です。

 

彼は比較的綺麗好きでキチッとしているのですが、僕は良く言えば「おおらか」で細かいことを気にしません 汗

 

ピッピがたまに僕の家に来ると、彼は決まって僕の部屋を掃除し始めます。
(仕事等が立て込んだりすると、本当に僕の部屋はひどい有様になります…)

 

もう良いよー、片付けなんて!
あ、それはそこに置いておいて!!

 

そんな風に不満(?)を口にしていたこともありましたが、よく考えたらありがたいお話ですね汗

 

これからは「ありがとう」と素直に伝えよう。

 

いや、違う…
なるべく散らかさないようにしよう汗

 

彼のお眼鏡にかなう部屋を保つのは大変だろうけど、少しは理想に近づけるように…

 

ががが…がんばります

再結成

そんなこんなでちぐはぐな僕たちは12月に一度お別れしてから、先月めでたく(?)復縁を果たしました。

 

およそ1ヶ月の間のシングルライフ。

 

ひさしぶりにピッピ以外の人とデートをしたりして、シングルに戻ったらそれはそれで楽しいことがあるだろう!と思っていました。

 

しかし、そうでもなかったです。

 

なんだかんだでピッピに依存している部分も大きかったんだなぁと感じる1ヶ月間でした。
大切なものって普段大切だって気づかないものですね。

 

ありがたいことに、ピッピの方から「もう一度会えない?」という連絡をもらって再び会い、やっぱり話していて落ち着くし、「付き合うならこの人なんだろうなぁー」っと、凸凹なふたりではありますが、改めてそう思いました。

 

復縁して、だいたい1ヶ月ぐらいになるでしょうか。
破局事件があったこともあり、より関係を大切なものに感じるようになって、マンネリから少しは抜け出せたように感じています。

最後に

やっぱり僕のキツネの4コママンガには、犬のキャラの皮をかぶった彼の存在が必要ですしね。
というのは冗談ですが… 笑。

 

また彼との凸凹具合をネタに4コマを書きたいと思います。
ブログやTwitterで発信していきますので、もし良かったら楽しみにしていてください。

 

自分とそっくりな人と付き合ってもつまんないですしね。
お互いの凸凹具合を持ち前のおおらかさで楽しみたいなと今は思えます。


さてさて…
結果的に惚気のような内容になってしまいました。
そんなつもりはなかったのですが^^;

 

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!

近々また更新しますね。
それでは、また!

 

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転職しました (ysy#81)

はじめに

こんにちは!半年以上ぶりにブログを書いてます!よしやです。

去年2月、うつで8カ月の休職期間を経て復職し、あっという間に丸々1年経ちました。
月日が経つのは本当に早い!

いつのまにオリンピックイヤーになったんだ!?

…って、そんな感じです 笑。

これからは、ぼちぼち更新できるといいなぁーっと思っていますので、よろしくお願いします!!

思うところあり、『転職』を

転職①

つづく

 

復職した職場ですが、去年2月に復職し『夜勤』にも復活!!

…しましたが、その数ヶ月後の10月から転職し、今は別の介護施設(特養:特別養護老人ホーム)で働いています。

前の職場を辞めた理由は『うつ』の悪化…?

前の職場を辞めたのは、持病である『うつ』が悪化したから…

というわけではなく、逆に調子が良かったからです(謎)

 

調子が良くなって、将来のこと、これからのことをじっくりと、ある程度長い目で考えられるようになりました。

 

同じ職場だった仕事仲間とはもちろん、同じ職種の人たちと話す機会も増え、みんな…
「将来のこと」を明確なビジョンを持って考えることができていたり、「様々な経験」を通してやり甲斐を持って施設で働いているんだなぁ…
と、ただ何となく働いていた自分は痛切に感じてしまいました…。

 

介護業界の転職理由でありがちな、『人間関係』が嫌になって辞める…
というのではなく、介護士としてもっと経験を積みたいと思い転職しました。

 

以前の職場の利用者の平均介護度は、1.8。
現在の職場の利用者の介護度は3以上なので、より介護が必要な方たちが利用しています。

 

お陰さまで毎日しんどいですが、経験を積んでいけている気がします。

しかしながら経済的な理由もあります。

ただ正直な話、『人間関係』以外に転職理由としてありがちな『経済的理由』ってのは、僕にとっても例外ではありませんでした。

 

前の職場の給料は、夜勤をしても手取りで20万円に届かないぐらいでした。

今は、夜勤なしで前の職場と同じぐらいか、残業などが重なるとそれ以上の金額をいただくことができています。

 

今の職場でも夜勤をすることを条件に働かせてもらっているのですが、まだまだ経験不足でさせてもらえない…というのが現状ですが…。
正直、無理なく働ける夜勤なしの今の状態のままで、僕として満足なのですが…。

 

さらなる飛躍をめざして、ぼちぼちと頑張っていきます…ハイ…。

特養に転職して…

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以前の職場とのギャップ

以前勤めていた施設は、訪問介護の仕組みを利用した、有料老人ホームだったためか、比較的時間の流れがゆったりとしていて、利用者さん1対介護職1の介助が多かったのですが、さすがに特養はそうはいきません。

 

現在、ほぼ毎日早番で入浴介助に明け暮れているのですが、利用者さん何対介護職何なのかよく分からない状態です 笑。

次から次に利用者さんを大浴場にお連れし、洗って送り出して、また別の利用者さんをお連れし…というのを、ほぼ時間いっぱい続けます。

 

合間合間で爪を切ったり、髭を剃ったり、看護師を呼んで全身状態をみてもらったり、薬を塗ったり…と、かなりてんてこ舞いです。

 

以前の職場とのこのギャップには、正直働き出して半年ほど経ちますが、いまだに完全に慣れることができません…汗。

 

なかなかしんどいですが、以前の職場より良いお給金をいただいているので、なんとか頑張らなくては!…と、挫けそうなときはそんなことを考えて耐え忍んでいます 笑

ゆっっくり介助の僕を襲った、おむつタイムトライアル事件

そんな比較的ゆっくりな介護になれた僕が直面したのが『おむつタイムトライアル事件』でした。

 

早番ばかりだった僕が

今度遅番のシフトもやってみよう!

…ということになったのですが、3時のおやつ後の排泄介助がなかなかハード…
1時間半あるかないかの時間で、20名ほどいる利用者のおむつ交換とトイレ誘導を行わなければなりません。

 

ベテラン介護士にとっては、朝飯前かもしれませんが、なにせゆっくりした介護に慣れ親しんできた僕にはハードルの高い課題でした。

 

そこでそんな僕を見兼ねた先輩は、僕が排泄介助がもっと早く行えるように、毎日の排泄介助でタイムトライアルを実施!

 

さぁ、10分以内に○○さんと○○さん、○○さんのおむつを交換してきてください!!

…とか、

○時までに○○○号室から○○○号室までの利用者さん全員のおむつ交換をしてきてください!

とか…

 

最終的には、おむつ介助を行っている僕の真後ろでタイムを計りながら仁王立ちされることまであり…

 

慣れない職場だったこともあり、僕のメンタルは疲弊していきました…汗

 

おむつタイムトライアルで再び鬱転…

 

そんな日々が不慣れな職場で続いたこともあり、去年のクリスマスから年末。

街中が煌びやかなイルミネーションで彩られる時期、僕は再び『うつ』になり、会社を1週間ほどお休みしました。

 

厳しい『おむつタイムトライアル』がトラウマ?になり、辞めようかと思いましたが施設長やフロアリーダーとも話し合い、環境を改善。

おむつタイムトライアルもなくなり、仁王立ちの先輩も僕の教育係からは一旦離れることになり、若干の気まずさは残ったものの、辞めるには至りませんでした…。

 

『おむつタイムトライアル』って、ふざけたネーミングですが、経験不足で且つ以前メンタルの調子を崩したことのある僕には酷な出来事でした…。

(しばらく経った今となっては、ある程度笑い話として消化出来始めてきていますが…w)

また時期を見て、遅番シフトに挑戦したいと思います!

現在の活動

とまあ、仕事に精を出すかたわら、ブログ以外にこんなこともネットで行っております。

おまけ

新しい職場の先輩を勝手に4コマ化してみました。

彼にはとても良くしてもらってます。

オ先輩①

オ先輩②

最後に

更新頻度がめっきり落ちてしまいましたが、休みの日などの余暇を使ってなんとかこれからも更新をしていけたらいいなぁと思っています(汗
個人的なことをダラダラと綴ったくだらないブログですが、またお時間あったら是非覗いてみてくださいね^^

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

それでは、また!!

 

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復職してから4カ月の近況 (ysy#80)

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はじめに

こんにちは!うつで休職していたよしやです。

 

8カ月間の休職を経て、今年2月から老人介護施設での介護職の仕事に復職。

再び働きだして、現在約4カ月になります。

 

復職しだしてから、忙しいのもあって、まったくブログ更新できなかった…。

 

そんな自分の近況を今回は書きたいと思います。

復職し始めて

復職し始めて最初の1カ月間は、

早番(朝~夕方)のシフト。

規則正しい生活を送りながら仕事をすることに慣れていく。

 

そして2カ月目から早番と遅番(昼ごろ~夜)のシフトで徐々に変則的な生活にも慣れていって、3ヶ月目から夜勤を含む全シフトに入る…

という見通しで、復職したはずでしたが、人手不足の影響もあって、夜勤デビューは4ヶ月目…

 

つまり今月からになりました。

 

介護のお仕事をしたことがある人なら、だいたい想像がつくかと思いますが、夜勤は2人の職員で約70名の入居者さんを見なければなりません…。

 

夜中に歩いたらすぐ転んで骨折しちゃうかもしれない人が、廊下まで出てきて歩きまわりだしたり、頻繁にナースコールを連打したりする人など…。

 

いろんな人がいる上、16時間勤務

 

なかなかハードです…。

 

今は、久々の夜勤復帰ということもあってOJT(見習い)で実際夜勤をしている同僚について回るだけですが、ひとり立ちしたら、なかなか厳しいんだろうな…。

彼氏の反応「夜勤はやめて」

復職前から、夜勤の負担に理解のある彼氏からは、口酸っぱく

夜勤は止めておけ

と言われてきました。

 

でも、今の職場でそれなりに稼ごうと思ったら、夜勤手当がないとかなり厳しいです…。

 

給与明細を見て…

え?夜勤しなかったらこの金額しかもらえないの?

と復職したての頃は愕然としたものでした。

 

彼氏には転職するよう、復職する前に勧められたのですが…

うーん…

 

性格の問題でしょうか?

なかなかサクッと、思い切った判断が出来ないんですよね…自分。

 

結局、今は彼氏の反対を押し切って(?)今の職場で夜勤やっちゃってます。

夜勤の影響

 実際、夜勤込みのシフトで数週間働いてみての感想ですが…

やっぱりチョットきつい…w

 

夜勤明けの朝に起床介助といって、入居者さんを起こして着替えてもらって、朝の支度をしてもらうという仕事が分刻みであるのです…。

 

もう30代も半ばの自分には、なかなかハード…。

ラクラしながら介助しています。

 

それが終わったら食事を配膳して、夜中の内に溜まった大量のごみを出して…という感じです。

 

仕事から解放された後は、妙にハイテンションで眠くない!w

 

この前は帰りに焼肉ランチに行ってしまいました…w

 

大体明けの翌日は休みです。

なので、明け当日の夕方から翌日の昼過ぎまできが気がつけば爆睡…。

 

だんだん体内時計も狂って来て、なかなか疲れが取れにくくなってきました。

 

素直に彼氏の忠告を受け入れて、夜勤のない、そこそこ給料の良い介護の仕事を探すべきだったのかも…と思うこともしばしばですw

 

でも、施設にちょっとは愛着もあるし、なかなか思いきれないんだよなーw

これから

とりあえず今の職場でしばらく頑張りすぎない程度に頑張ってみようと思います。

 

この春から新たにやって来た施設長からは

しんどかったら限界が来る前に教えてね

と優しい言葉も掛けてもらってるのですが…

 

自分の限界が分かったら苦労しない

…と皮肉にも思ってしまいましたw

 

持ち前の

何とかなるさ♪精神

で、とりあえず気張りすぎずにやっていきたいと思います!

 

この先どうなるのか…。

また改めて、このブログに書きたいと思います。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

それでは、また!

 

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