“うつ”で“ゲイ”なysyの【備忘録】

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大阪に住む『ゲイ』で『うつ』いろいろマイノリティーな男(35歳)の備忘録

恐ろしい感染症『髄膜炎』にかかりました… (ysy#92)

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お久しぶりです

コンにちは。よしやです。
およそ10か月ぶりのブログ更新になりました…。

“ひさしぶりに見に来たよ”という方…もしいらっしゃいましたら、本当にありがとうございます。

PCR検査を受けました

最後に近況を綴った記事は、僕が

新型コロナウイルスに感染したかもしれない!!

と大騒ぎ(?)したところで終わっていたかと思います。

ysy91878124.hatenablog.com

実はその後、また39度を超える高熱を出し、
ある日の未明大きな病院の緊急外来にフラフッラになりながら向かいました。

 

今考えれば、コロナ渦の中、病院に事前連絡もせずに発熱しながら蛇行した運転の自転車に乗って病院に向かうなんて、迷惑千万…ですね。

 

でもその時の僕には考える余地などがなく、

ああ、まずい…本当に死んでしまうかもしれない

と思って必死でした。

 

病院に着くなり、まともに歩けていない僕は車椅子に乗せられ、防護服を着た職員に隔離されました。

 

そこから先のことは全く覚えていないですし、後から聞いた話によると受け答えもまともに出来ていなかったようです。

 

隔離された後、鼻の奥に長い綿棒のようなものを突っ込まれたのを覚えています。

恐らくPCR検査のためのものだったのでしょう。

 

検査結果が出る前に、あまりに容態が悪いとのことで、入院が決まりました。

検査結果は陰性。しかし…

検査結果は陰性でした。

 

が、しかし…

この酷い症状はいったい何が原因なのか分かりません。

 

インフルエンザではない。

コロナでもない。

でも発熱が続いている…。

 

診断が出たのは確か、入院して2日目か3日目ぐらいだったと思います。

病名は髄膜炎でした。

髄膜炎とは?
頭蓋骨と脳の間には髄膜という膜があり、脳を包み込んで保護する役割を持っている。この髄膜に細菌やウイルス、結核菌、真菌(カビ)などが感染し、炎症を起こした状態を髄膜炎という。
種類は大きく分けて2つあり、細菌感染によるものを「細菌性髄膜炎(化膿性髄膜炎)」、それ以外の要因によるものを「無菌性髄膜炎」と呼ぶ。細菌性髄膜炎は無菌性髄膜炎に比べて死亡率が高く、治癒したとしても後遺症が残りやすいといわれる。特に小さな子どもは注意が必要な病気だ。
https://doctorsfile.jp/medication/169/ より

上記のページにある解説によると、髄膜炎には大きく分けて『細菌性髄膜炎『無菌性髄膜炎の2種類があり、前者の方が致死率が高く予後も良くない…とのことですが…

幸い僕はウイルスによる髄膜炎だったので『無菌性髄膜炎』に当てはまるそうです。

それにしても頭がい骨と脳の間の膜が炎症を起こすなんて…。

 

そりゃ具合が悪いわけです…汗

こんな動画を見つけました。

 

髄膜炎は細菌性だった場合、24時間以内に死に至るケースもあるようです。

自分や周りの人に、このような症状が現れたら、迷わず病院に行きましょう。

  • 発熱
  • ひどい頭痛
  • 食欲不振、吐き気や嘔吐
  • 首のこわばり
  • 極端に眩しい
  • 意識障害
  • 痙攣
  • 大泉門の膨隆
  • 出血斑

※大泉門とは頭頂部より少し前側の頭がい骨のつなぎ目のこと。

僕が感じた髄膜炎の症状

僕の場合、発熱は先ほども申し上げたとおり、39度を越える高熱でした…。

熱が高すぎて、まともに立っているのもやっとという状態でした。

本当につらかった…。

 

そしてひどい頭痛

本当にひどかったです。

立っていると、まるで鉄バットでぶん殴られたかのような、えげつない鈍痛が頭の中全体に響き渡るような痛さでした。

横になっていると大分ましだったので、入院中はほぼ寝たきりでした。

 

食欲不振もひどかったです。

食欲不振…なんて生易しいものではなく、食べ物を見ただけで何だか気持ち悪くなるといった感じでした。

緊急外来に押し掛けたときは、ひたすら吐き気と戦い、※ガーグルベースンを出された途端、派手に吐いたのを覚えています。

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※ガーグルベースンはこれ↑

 

首のこわばりもあり、あごを引く動作ができませんでした。

がんばればできそうでしたが、首に激痛が走ります。

もともと頸椎ヘルニアの予備軍なので、そのせいかな?とも一瞬思いましたが、今思えばあれは明らかに髄膜炎の症状だったと思います。

 

極端に眩しいという症状もありました。

照明の光が視神経を刺激して、脳の奥に刺さるような…

そんな感覚がありました。

(説明が難しいのですが…)

なので、寝たきりな上に、病室は常に真っ暗でした。

 

意識障害もあったでしょうか。

そりゃこんだけ具合悪かったら、意識もおかしくなるわ!

と言いたいところですが…笑

彼氏がお見舞いに来てくれた時、どういうわけかお守りとして、フルートを奏でるキツネの小さな置物を持ってきてくれたのですが、僕はそれを見て

なんでこのキツネ、長ネギ食ってるの?

と口走ったそうです。

 

あ、すみません。余談でした 笑

 

意識障害のほかに、神経系の症状として脚の痙攣もありました。

夜な夜な脚が独りでに…

ビクン!ビクン!と動くので、その度に目を覚ましてました。

 

大泉門の膨隆

恐らく頭頂部より少し前の方にある頭がい骨のつなぎ目のことのようなのですが…

膨隆しているか確かめていないというか…

膨隆している膨隆していないなんて、気にしてられるほどの余裕なんてありませんでした 笑

 

出血斑は、3~5㎝以上の内出血のことのようなのですが、たぶん僕はなかったと思います。

…もしかしたら、他の症状に必死過ぎて気付かなかっただけかも…ですが。

最後に

症状について思い出しながら書いているうちに、なんだか気分が悪くなってきたような気が…笑

 

健康であることってありがたい!!!!

…と、深夜にカタカタとキーボードを打ちながら叫びだしたい気分です。

 

ちなみにこの髄膜炎とは、老若男女問わず誰しもがなり得る恐ろしい感染症です。

 

僕の書いた髄膜炎の症状について、頭の片隅にでもそっと記憶を忍ばせておいてください。

 

あなたやあなたの身の周りの人が、似たような症状で苦しむことがあれば迷わず受診。

無理をせず救急車を呼びましょう。

 

今日のところはこの辺で。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、また!

 

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